「印税に心売ったか」小保方さん手記に憤りの声 “私は悪くない”強い自己愛か (3/7ページ)

2016.2.13 17:12

小保方晴子氏。STAP細胞をめぐる騒動を振り返る手記「あの日」を講談社から出版したが、さまざまな反響を巻き起こしている

小保方晴子氏。STAP細胞をめぐる騒動を振り返る手記「あの日」を講談社から出版したが、さまざまな反響を巻き起こしている【拡大】

  • 小保方晴子氏が講談社から出版した手記「あの日」。インターネットの電子書籍販売サイトで一時、1位にランキングされた

 「調査委員たちの質問はだんだんと高圧的なものへと変化していった」「私が返答に窮すると薄ら笑いを浮かべる調査委員もいた」「著名な先生たちに追求され、嘲笑される恐怖に、思考力が低下し調査に耐えうる精神状態でなくなってしまっていた」…。

 今回のように、騒動の当事者が手記を発表する心理について、片田氏は「一般的に、自己顕示欲と承認欲求に突き動かされていることが多いが、今回は『私は悪くない』と正当化したいという欲望も強いように思われる。いずれも強い自己愛に由来する」と指摘するのだ。

 強い被害者意識と正当化への欲望という見方を裏付けるように、手記にはこんな記述もあった。

 「私個人に対するバッシングは過激さを増していった。この時すでに私は、私に対してなら、何をしても、何を言っても許される悪の象徴にされてしまっていると感じていた」

過熱報道を繰り広げたメディアへの反発も大きい

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