「高所平気症」が急増? 後が絶えないマンションの幼児転落 (4/4ページ)

2015.11.1 07:17

 八藤後教授は「頭が大きい子供は、その重みで少し乗り出しただけでも転落してしまう。子供が部屋からベランダに1人で出られないよう、施錠を2重化するなどの対策も徹底してほしい」と話している。

 築年数の古いマンションも要注意だ。昭和40~50年代ごろにかけての物件にはベランダフェンスに唐草模様などの装飾が施されている場合が多い。子供が足をかけ登りやすいため、透明のアクリル板で室内側からフェンスを覆う対策が有効だ。透明性のない素材で目隠しすると「外を見たい」という好奇心をかえって刺激してしまい、危険性が高まるため注意が必要だ。

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