ガイドライン改正前は、プライバシー保護のため、端末に「位置情報を取得しています」という通知が出ていたが、捜査機関から「実効性のある捜査ができない」との不満が出ていた。
総務省の有識者会議で検討を重ねた結果、15年6月にガイドラインが改正され、「位置情報が取得されていることを利用者が知ることができる」という要件が削除された。
利用者からは、通知なしの位置情報取得を不安視する声も予想されるが、GPS機能を切っておけば、携帯事業者は利用者の位置情報を取得できない。
また、格安スマホについては、各事業者の判断に任される。