ポケモンの新機軸はそれだけではない。昨年9月には、衛星利用測位システム(GPS)などの位置情報を利用したスマホ向けゲーム「ポケモンGO(ゴー)」を今年中に無料配信すると発表した。
任天堂のほか、米グーグルから独立した米ゲーム会社「ナイアンティック」と共同開発している。
3月24日に公表された概要によると、スマホを手に屋外を歩くと地図上にモンスターの位置が示される。その地点に近づくと、プレーヤーがいる実際の風景の中にモンスターが出現。画面上の「モンスターボール」に指を滑らせて投げると、モンスターを捕まえることができる。
株式会社ポケモンの広報担当者は「新技術を取り入れたゲームで、遊び方の幅を広げていきたい」と話す。
20年の歴史を経てポケモンがどこまで進化するのか、21年目以降も目が離せない。