一方、3委員会の機能強化については経営刷新委員会で協議中だ。取締役候補を決める指名委の構成員を現在の3人から5人に増やす方向で最終調整している。
これまでは会長と社外取締役2人の計3人で、実質的には、会社側が提案する人事を社外取締役が追認する形となっていた。増員で議論を活発化させる狙いがある。
監査委員会についても5人全員を社外取締役にする方向。社内の財務トップ経験者が委員長を務めてきた従来の人事を改め、機能を強化する。
報酬委員会は従来と同じく社外取締役3人、社内取締役2人で調整。週明けに出される経営刷新委員会の提言に盛り込まれる方針だ。