「フリードはマーケットを作ってくれた車だ。(シエンタは)コンパクトでスライドドアがあって、多人数の乗車ができ、取り回しが楽というポイントを守りながら、今までと違う形にした。質感を高くして、安全性能も燃費もよくなった。だが、価格(168万9709~232万9855円)は高くない」
--フリードとの差別化ポイントは
「フリードが『ステップワゴン』を小さくした車だとすれば、シエンタは(座席とトランクが一体のハッチバック車など)ツーボックスカーからサイズをちょうどいい部分まで上げた感じだ。低床で、ドライビングポジションも低くすることで、乗り降りしやすく、運転しやすい」
--丸みを帯びたデザインだった初代からガラリと変わった
「最近は『女性=かわいい』ではない。格好良さやお洒落を選ぶお客さんが増えており、あえて女性もわかる格好良さにした。同じシエンタだとは思えないくらい外装も内装も変わったと思う」