2015年4月16日から発売となっている最新型(アプライドD)のスバルBRZに、あらためて乗ることができました。試乗したのは、アプライドDとなってクルーズコントロールの装備された最上級グレードの「S」、6速MTです。
アプライドDにおける主な改良点は、 『電動パワーステアリングの特性変更や車体の一部剛性向上』とアナウンスされていますが、だからといって落ち着く方向というわけではありません。エンジン吸気音を室内へ取り込むなどのFRスポーツクーペとしての刺激的なキャラクターも残っています。
そして、市場の変化により、BRZのポジションが変化したことと、アプライドDで見せた進化の方向性が絶妙にリンクしているように思える点にも注目したい試乗となりました。
市場環境の変化というのは、直接的なライバルではないにせよ、マツダ・ロードスターのフルモデルチェンジやホンダS660といったニューモデルが登場したことにあります。