海外メディアによると、日産が2017年と予想される次期リーフの投入に先立ち、現行モデルのマイナーチェンジを8月頃に予定しているとしています。
(出展 日産自動車)
バッテリー容量を現状の24kWhから30kWhに増強するとみられ、1充電当たりの航続距離が米国環境保護庁によるテスト値で現状の84マイル(約135km)から100~120マイル(約160~190km)に伸びる模様。(現行車の国内認証値は228km)
(出展 日産自動車)
米国では同モデルへの税金控除が終了を迎えることや、3年間のリース契約満了に伴って中古のリーフが市場に多く出回るとの予想から、今年上半期の販売が前年比で-23%も落ち込んでいると言います。
そうした背景も今回のマイナーチェンジに踏み切る理由の一つなのかもしれません。
おりしも同社はリーフを2010年に発売以降、これまでに世界で17万8,000台以上を販売しており、初期モデルについては年内に丸5年を迎えることから、2次バッテリーの性能保障やリユースへの対応が課題になっているようです。
(出展 4R ENERGY)