ソフトバンクは18日、ヒト型ロボット「ペッパー」の一般向け販売を20日から開始すると発表した。
同時に、子会社ソフトバンクロボティクスホールディングス(SBRH)を増資し、中国ネット通販最大手のアリババグループと受託製造世界最大手の台湾・鴻海科学技術集団がそれぞれ145億円(出資比率各20%)出資。アリババの通販チャンネルや鴻海の量産技術をフル活用して年内にも海外市場に売り出す方針だ。
ペッパーは昨年6月の発表時より機能を強化。外部から受ける言葉などで感情が変化する仕組みを搭載した。
孫正義社長は「世界初の心を持つロボットで、1年前より頭の回転も4倍速くなった」と説明。今秋には業種や業務アプリ搭載の企業向けペッパーも投入する計画だ。