「ガラホ」参入相次ぐ 高齢者に照準、新分野として定着するか (2/2ページ)

2015.5.31 07:04

シャープが発表した「ガラホ」の新製品=25日午前、大阪市阿倍野区(村本聡撮影)

シャープが発表した「ガラホ」の新製品=25日午前、大阪市阿倍野区(村本聡撮影)【拡大】

 NTTドコモも今夏、新たに参入した富士通製の「アロウズケータイF-05G」と、シャープ製の「アクオスケータイ SH-06G」の2機種を導入する。米グーグルの基本ソフト(OS)アンドロイドを搭載したスマホが月額6500円からなのに対し、ガラホは通話のみで月額2200円からと、割安な価格設定になっている。

 25日午前に大手携帯事業者3社向けのガラホを含めた新製品8機種を発表したシャープは、平成28年3月期の携帯電話端末の販売予想台数を前期比4・8%減の530万台とし、担当者は「台数はスマホ6割、従来型4割で当面推移する」と予測。付加価値のあるガラホの売り上げを伸ばし、従来型端末の売り上げを底上げする考えで、ソフトバンクへの売り込みも図る。

 調査会社のMM総研の調べでは、26年9月時点で国内のスマホの契約数6248万件に対し、従来型は6176万件と拮抗。夏商戦の結果次第では、さらなるガラホの市場投入が続きそうだ。

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