韓国サムスン電子は8日、スマートフォンの新製品「ギャラクシーS6エッジ」を23日に発売すると発表した。日本国内におけるサムスン製スマホのシェアは約5%と低迷しており、同社の課題になっている。新製品で米アップルの「iPhone(アイフォーン)」との国内シェア差を縮め、世界市場でのシェア競争を優位に運ぶ考えだ。(高橋寛次)
新製品はNTTドコモとKDDI(au)を通じて発売する。価格はドコモが未定。auは2年契約を前提に端末代金を割り引く「実質価格」が4万4280円から。
有機ELディスプレーを搭載したS6エッジは画面の左右両端が湾曲しており、正面からは縁がないように見える。端末のサイズを抑えながら画面が大きく見えるように工夫した。
「このように、暗い場所でクオリティーの差が表れます」
東京都内で開いた発表会でサムスンは、「S6エッジ」とアップルの「アイフォーン6」で撮影した静止画や動画を大型スクリーンで比較し、画質の良さをアピールした。