アップルEV構想の衝撃度 現代自など戦々恐々…若者戻りシェア奪われる!? (3/4ページ)

2015.2.21 17:08

現代自動車本社=韓国・ソウル

現代自動車本社=韓国・ソウル【拡大】

 日本の自動車関係者はこう話した上で「現実のものとなれば、自動車業界の新たな扉が開く。その一方で業界から『退場』を命じられるメーカーもあるだろう」と指摘する。

 トヨタ、VWも侮れない強敵

 アップルがEVを開発しているとなれば、次世代エコカーの覇権を握りたいトヨタ自動車にとっては、未知数とはいえ、決して侮れないライバルとなる。というのも、トヨタは昨年12月に世界に先駆けて燃料電池車(FCV)の市販車を発売し、次世代エコカーの本命をFCVと位置付けており、アップル製EVの存在は今後の大きな壁となる可能性があるからだ。

 ただ、アップルを脅威と感じるのはトヨタやフォルクスワーゲン(VW)などではなく、「その少し下のクラスのメーカーではないだろうか」と前出の関係者は推測する。つまり、次世代エコカーなど新市場を創造する設計・開発力に乏しく、低価格などで販売台数を伸ばしてきた自動車メーカーだ。

例えば、韓国・現代自動車は好例だ

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