「自分を貫き通す、強さはあるか」。トヨタ自動車が1月26日に発売した新型車「ヴェルファイア」は、高級感と乗り心地の快適さが魅力の高級ミニバン。今回のフルモデルチェンジで2代目となる。基本性能は同時発売の姉妹車「アルファード」と変わらないが、立体的なサイドビューや重量感のあるフロントグリルなど、デザイン面で差別化を図っている。今回は外観と内装だけでなく、ヴェルファイアの“断面”の写真も紹介する。(産経デジタル 津田克仁)
■乗り心地と静粛性
上質な乗り心地と操縦安定性を両立するため、新開発のダブルウィッシュボーンサスペンションを採用。構造用接着剤やスポット溶接によりボディ剛性も向上させた。エンジン・ロードノイズを低減する処置も施した。
ハイブリッド車のシステムは、最高出力145kW(197PS)、JC08モードで18.4km/L(車両重量2110kg以上)、19.4km/L(車両重量2100kg以下)。エンジンは燃費と環境性能に優れた「2.5L 2AR-FXE」を搭載した。