インターネット接続事業者(ISP)大手のビッグローブは、NTT東西地域会社の光サービス卸を受けて2月1日に提供を始めた独自サービス「ビッグローブ光」による顧客獲得や法人営業を強化し、現在300万人強の会員数を2~3年で600万人まで倍増を目指す。
スマートフォンを中心としたモバイル通信が浸透するなかでISP業界は苦戦が続くが、ビッグローブは新サービス導入を機に全社の意識改革も推進し、会員大幅増をてこに合従連衡の主導的立場を目指したい考えだ。
ビッグローブ光は光回線を利用し毎秒最大1ギガ(ギガは10億)ビットのインターネット接続サービスを月額4080円(マンション)か5180円(戸建て)で提供する。スマホとのセット販売で端末料金を200円割り引くほか3月1日までの契約には1万円をキャッシュバック(現金還元)する。