KDDIは、個人向け光サービス「auひかり」の月額料金を、3年間の継続利用を条件に現行より最大300円割り引いて4900円(税抜き、以下同)とする新料金プランを3月1日から提供する。NTT東西地域会社の光サービス卸を受けてNTTドコモなど大手通信事業者が同日から携帯電話と光サービスのセット割引を始めることに対抗する。
新料金サービスは「ずっとギガ得プラン」で、段階的に1年目は5100円、2年目は5000円、3年目以降は4900円に引き下げる。新規契約のほか既存の利用者も変更できる。すでに「auひかり」を3年以上利用している場合は変更月から4900円で利用できる。
KDDIは2012年2月から、光サービスとスマートフォンのセット割引で、スマホの月額料金から1台当たり1410円割り引く「スマートバリュー」を提供。CATV事業者や電力系通信事業者なども販売している。
KDDIは、新たに長期利用の光サービスも割り引くうえ、学割との組み合わせによってドコモやソフトバンクより価格競争力が高くなるとしている。