JFEエンジニアリング 間伐材活用、バイオマス発電開始 津市と協定 (1/2ページ)

2014.9.29 06:01

 JFEエンジニアリングは、津製作所(津市)構内に日本政策投資銀行などと共同で「グリーンエナジー津」を設立し、バイオマス発電事業を開始する。これに伴い、津市との間で「バイオマス産業都市構築に関する包括協定」を締結。津市は事業運営に協力し、バイオマス産業の普及・育成を図る。

 グリーンエナジー津の建設・運営資金は約90億円。主に百五銀行と三井住友信託銀行、日本政策投資銀行からの約15年のプロジェクトファイナンスによって融資を受ける。JFEエンジニアリングはプラントの設計・調達・建設(EPC)のほか、グリーンエナジー津から20年間の包括運営を受託する。

 バイオマス発電所は11月に着工し、2016年7月に稼働する予定。発電出力は20メガワットで、一般家庭4万3900世帯の年間電力使用量に相当する15万8000メガワット時という年間発電量を想定している。

 発電された電力はFIT(再生可能エネルギー固定価格買い取り制度)を活用して、JFEエンジニアリングが全額出資するPPS(特定規模電気事業者)アーバンエナジー(横浜市鶴見区)などに売電する。

バイオマス発電が注目される理由は?

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