コンビニエンスストア大手のローソンは6日、シネマコンプレックス(複合映画館)国内3位のユナイテッド・シネマ(UC)を買収すると発表した。投資会社のアドバンテッジパートナーズ(AP)などからUCの全株式を8月中に取得することで合意。買収金額は、100億円強とみられる。
UCは全国36カ所、331スクリーンの映画館を展開し、シネコンとしてはイオンエンターテイメント、東宝グループに次ぐ規模。
2015年3月期の売上高は200億円を見込む。
ローソンは、10年に音楽映像ソフト販売の「HMVジャパン」を買収。
現在、「ローソンHMVエンタテイメント」として、各種のチケット販売などのエンタメ事業を展開している。
UC買収後、映画館事業は、ローソンHMVが子会社を通じ手がけ、映画チケット販売だけでなく、シネコン施設を活用したイベントなども展開する。