国内復権ディーゼル車、エコカーの一角に 「5年程度乗ればもとが取れる」 (1/4ページ)

2014.7.1 06:22

クリーンディーゼル車と電気自動車の販売台数

クリーンディーゼル車と電気自動車の販売台数【拡大】

 ディーゼル車が国内で復権を遂げつつある。排ガスが汚いという負のイメージを覆すクリーンディーゼル車の普及に伴い、燃費性能の高さや力強い走りが再評価され、販売台数を伸ばしている。

 マツダは6月発表した新型1500ccディーゼルエンジンを小型車「デミオ」に搭載、軽自動車とハイブリッド車(HV)以外で国内最高の低燃費を実現する見込みで、市場拡大に弾みを付けそうだ。

 「(ディーゼル車が普及している)欧州では1500ccクラスが主戦場だ。単に燃費がいいだけでなく、走りを楽しめる車をこのクラスでも投入したい」

 マツダパワートレイン開発本部の広瀬一郎本部長はこう強調する。同社は現在、独自の低燃費技術「スカイアクティブ」を活用した2200ccディーゼルエンジンを3車種に搭載。うちスポーツ用多目的車(SUV)「CX-5」は約8割、中型車「アテンザ」は約7割のユーザーがディーゼル車を選んでおり、小型車にも選択肢を広げることで需要を底上げしたい考えだ。

マツダ幹部は「燃費トップを掲げて国内のディーゼル市場を開拓したい」

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