アサヒのインドネシア飲料事業 17年売上高500億円目指す

2014.2.25 06:00

 アサヒグループホールディングスは24日、インドネシアで展開を始めた清涼飲料事業について、3年後の2017年に売上高500億円を目指す方針を明らかにした。

 泉谷直木社長は、会見で「提携先の物流網や営業力とアサヒのノウハウを合わせ、各分野でシェア上位を取る」と、達成への自信を示した。

 アサヒは、同国の加工食品大手インドフードグループと12年から提携し、製造・販売の合弁会社を設立、米ペプシの現地ボトラーも買収した。昨年12月には、第1弾となる緑茶飲料を発売。今年後半には工場を稼働させ、コーヒーや機能系飲料も売り出す。

 同国の清涼飲料市場の規模は13年に1兆500億円、17年には1兆9000億円に拡大する見通しで、ヤクルトや大塚食品、サントリー食品インターナショナルなども展開している。

 アサヒの東南アジアでの飲料売上高は昨年が約300億円で、15年には1000億円を目標としている。

 泉谷社長は市場拡大のスピードを取り込むため、域内でさらに提携や買収を検討する考えも示した。

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