サントリー酒類は21日、日本限定のバーボンウイスキー「ジムビーム プレミアム」(アルコール40度、700ミリリットル、税別希望小売価格2000円)を4月1日に発売すると発表した。
初年度の販売目標は3万ケースで若者へのバーボン浸透を図る。持ち株会社サントリーホールディングスは製造元の米ビーム社買収を決めており、ウイスキー分野で前年比1%増とした国内販売目標への上積みを目指す。
新商品は原酒を木炭層で濾過(ろか)する製法が特徴で、5年熟成。オークたる由来の甘い香りとともに、まろやかな味わいを引き出した。瓶にはラベルを直接印刷してスタイリッシュさを演出しており、サントリー酒類の森本昌紀輸入酒部長は「バーボンの男臭い従来イメージをプレミアムな印象に変えることで、女性の支持を得たい。家庭用をメーンで販売する」と話した。
東京都内での発表会見には、モデルの道端アンジェリカさんらが出席し、「ソーダで割ると飲みやすく、女子会でも試してほしい」とアピールした。