携帯電話会社のNTTドコモは今後の重要製品としてウエアラブル端末に期待。サムスンのギャラクシーギアを発売する一方、自前の眼鏡型端末も試作している。
かつら型も試作
眼鏡型、腕時計型とは全く違う発想のウエアラブル端末も出てきた。ソニーコンピュータサイエンス研究所の飛田博章研究員が開発したかつら型の「スマートウィッグ」はそのひとつ。
当面、商品化の予定はないが、かつらの内側に衛星利用測位システム(GPS)や振動モーター、距離センサーを埋め込んだナビゲーション用など3機種を試作した。
飛田研究員は「デバイスが目立ちすぎると、はやらない。かつら型より、もっと自然な形を目指したい」と話す。(米沢文)