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東電、中部電との燃料共同調達も 関電社長が示唆

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東電、中部電との燃料共同調達も 関電社長が示唆

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 関西電力の八木誠社長は17日、電気事業連合会会長としての会見で、東京電力と中部電力が火力発電分野での業務提携に基本合意したことについて、火力燃料の液化天然ガス(LNG)の共同調達に参加する可能性を示唆した。

 八木社長は「第三者が参加できるかどうかは分からないが、ウインウインの関係を築けるなら、可能性を排除せず幅広く検討する」と述べた。

 東京ガスも東電、中部電との燃料の共同調達に関心を寄せている。東電と中部電を合わせたLNGの年間調達量は世界最大級の4000万トンに達する見込みだが、さらに調達規模が拡大すればLNG購入価格の低減がより期待できそうだ。

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