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「気が重い」「つらい日」「誤報ごめん」 朝日新聞社員らツイッターで心境吐露

ニュースカテゴリ:社会の事件・不祥事

「気が重い」「つらい日」「誤報ごめん」 朝日新聞社員らツイッターで心境吐露

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朝日新聞が吉田調書についての記事を取り消すとのニュースを映す、家電量販店のテレビ売り場=11日午後、東京都豊島区のヤマダ電機「LABI1日本総本店池袋」(蔵賢斗撮影)  「吉田証言」をめぐる報道を「誤報」と認め、謝罪した朝日新聞。11日午後7時半から始まった記者会見の前後には、社員らが単文投稿サイト「ツイッター」で思いをつぶやいた。

 記者会見の時間が公表されると、東京社会部の女性記者らが「会見をライブ配信します」という朝日新聞デジタルのツイートを転載。大阪本社に勤務する男性記者は「社員として気が重いですが、事実を受け止めたいと思います」とつぶやいた。

 会見の終了後、編集委員の男性は「今日はつらい日です。誤報のことはごめんなさい。でも、これで朝日新聞の記者やめたら漢がすたる」とツイート。

 「吉田調書と専門家の調書を読み解く取材に参加した」という地方支局勤務の男性は「誤った内容を伝えたことに深く反省いたします。関係者のみなさま本当に申し訳ありません。自らの取材手法を含めて見直していきます」と投稿した。

 慰安婦問題報道をめぐってはジャーナリストの池上彰氏のコラム掲載を見送ったことに対して、社員からツイッターで批判が相次いだ。木村伊量社長は会見で「制限を掛けることは一切考えてない。自由な言論の場を保障するのがトップの責任」と述べた。

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