上海ディズニー「レストランの庭にオシッコ」…トホホ続きの“夢と魔法の国” (3/4ページ)

2016.6.17 11:30

ツイッターに投稿された画像。園内のレストランで小さい子供に用を足させる親
ツイッターに投稿された画像。園内のレストランで小さい子供に用を足させる親【拡大】

  • 園内のレストランで出されピザは60元(約1000円)。子供は「まずーい!」とひと言(上海支局)
  • 16日に開園した上海ディズニーランドのゲート付近の人だかり
  • 16日に開園した上海ディズニーランド
  • 16日に開園した上海ディズニーランド
  • 入園まで2時間以上も待たされる元凶の一つは身分証明書を読み取る機械(画面は英語)の操作を中国人係員がうまくできず時間がかかった(上海支局)
  • 七面鳥の足は1本55元(約900円)=上海支局撮影

 だが、入園者だけが問題なのではなさそうだ。初日の16日は正午(日本時間午後1時)から一般の入場が始まったが、午後1時ごろ入場しようとした人が、ゲートを通って園内に入るまで2時間以上も並ばされる事態になった。気分が悪くなった女性や子供たちが倒れたり、割り込みが起きてあちこちで口論や小づきあいが起きたが、問題は荷物検査に加えて、中国人が所持している身分証明書をチェックする装置と、それを操作する係員にあった。

 米国から導入されたとみられる英語表示のチェック装置で、採用されたばかりの新人係員らが必死に1人1人の身分証をチェックしていくが、そのスピードがあまりに遅く、ゲートを通り抜ける人の列は牛歩のごとく。東京ディズニーランドなどではアトラクションで並ばされることはあっても、入場ゲートで2時間も待たされることはない。

 正午の開園で2時間待たされ、場内に入ってなおアトラクションで1時間、2時間待ち。日没までに2つか3つのアトラクションを楽しむのがやっとの初日だった。ただ、使い勝手がよかったのは、公式アプリでスマホに各アトラクションの待ち時間がリアルタイムで表示されたこと。スマホを手に、少しでも列の短いアトラクションに向かって走る入園者がめだった。

中国風アトラクションが集客の鍵?

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