圏央道が結ぶ4高速 物流・観光でも「ストック効果」を発揮 (4/5ページ)

2015.11.15 07:06

 新たに整備されたインフラが機能し、経済波及効果が続くことを「ストック効果」と呼ぶ。これまで公共事業による社会資本の整備は、景気浮揚効果ばかりが注目されてきたが、人口減少社会を迎え、日本の生産性向上は待ったなしの課題だ。

 そのためには周辺地域への波及効果が大きく、渋滞緩和などを通じて生産性を高めるインフラの整備を優先し、限られた財源を有効活用する必要がある。

 ただ、環状道路が整備されても実際に利用されなければ意味がない。圏央道は首都高に比べて通行料が高く、首都高に車が流入する一因となっていた。このため、同省では来年4月から首都圏の高速道路料金の体系も見直す。

首都高や第三京浜などは段階的に値上げ

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