中国の傍若無人ぶり、怒りの声絶えず 南シナ海では「強盗まがいの振る舞い」 (5/5ページ)

2015.5.17 07:12

 昨年10月には、黄海の排他的経済水域(EEZ)での違法操業の取り締まりで1隻を拿捕したところ、周辺の4隻が集まり、激しく抵抗。約100人の中国船員が10人ほどの海洋警察に凶器を振り回し、海へ落とそうとした。威嚇射撃などが行われる切迫した状況の中、中国漁船の船長が死亡する事態となった。2011年末には、海洋警察官が中国人船員に刺されて殉職している。

 韓国政府が中国側に取り締まりの強化をたびたび求めているが、初夏の漁のシーズンになると、大挙して漁船が押し寄せてくるのは例年のことだ。

 米国に次ぐ世界2位の経済規模に成長した中国。しかし、尊敬されるべき大国らしさは海洋での振る舞いからはみえてこない。

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。