IT大国の韓国。サムスン電子のお膝元だけあって情報端末の浸透は世界トップクラスにあり、アプリの利用の仕方もさまざま。ついには若者の自殺率を低下させるためのスマートフォン向けのアプリまで開発されたようだ。AFP通信によると、韓国教育省が明らかにしたアプリは、子供の自殺の危険性を示すサインを察知したら、親に警告を発する機能があるという。電脳社会の発達により、とらえにくくなった子供の思いを汲み取るのも、IT頼みの時代になったのだろうか-。
入試シーズンに多発する自殺
AFPによると、子供がスマホを使って、自殺に関連する言葉を検索すると親のスマホに警告が伝えられる。
ソーシャルネットワークシステム(SNS)での書き込みやインターネット検索などWEB操作が対象になる。
子供が感じているストレスを早期に察知することができれば、自殺予防につながるとの発想のようだ。アプリのインストールは義務付けられることはないが、普及への期待もあるという。