韓国の自殺率は経済協力開発機構(OECD)加盟国で最も高いことで知られているが、悲惨なのは若い学生も自殺に追いやられてしまうことだ。
AFPによると、超難関の大学入試が行われる時期に最も多く、教育省の統計では、2009~2014年に878人が自殺。原因には家庭の問題のほか、成績、将来不安などが挙げられている。
韓国の学校現場で何が起きているのか。
保護者にひざまずく、教師も
教師になったことを後悔している教師の割合がOECD加盟国中で最も高いのは韓国-。中央日報(日本語電子板)は2月にOECDの教育と学習に関する国際調査のデータを示し、韓国の教師のつらい境遇などを報じた。
OECDのデータでは加盟国中、「後悔している」という教師の割合は韓国は20・1%で最も高く、加盟国の平均9・5%を大きく上回った。