さらに4月には「健康生活実践運動本部」を設置。今度は、「節酒」を促す規制が始まる気配だ。韓国の1世帯あたりのアルコール消費支出額が増加傾向にあるためだ。韓国の1世帯あたりの酒類消費(2013年)が月平均1万751ウォン(1070円)と、過去最高を記録した。
健康被害など飲酒による社会的経済費用は23兆ウォンにものぼると試算され、保健福祉部の調査(11年)では、韓国では約159万人がアルコール依存症。政府は、酒の広告規制のほか、公園や大学など公共施設での飲酒と酒類の販売を禁じる関連法を改正する方針という。
日本では、春の桜を愛でながらの花見酒を楽しめるが、韓国ではそんなレジャーも御法度に?