増税と規制に揺れる“たばこ大国” 逆ギレ、国会放火未遂…荒れる韓国 (3/5ページ)

2015.2.7 17:10

 そのうえ、一定面積以上の飲食店に限られていた全面禁煙の措置が、すべての飲食店に拡大され、公共の場でたばこが吸える場所が激減した。禁煙スペースでたばこを吸った違反者のへ過料は、10万ウォン。経営者は170万ウォンが課せられる。

 これをきっかけに、禁煙の動きが広がっている。

 朝鮮日報によると、今年の保健所の禁煙クリニックへの登録者数は1日平均で約6500人と前年の4倍近くにのぼり、半月で10万人を超えた。禁煙希望者には、個別相談のほか、禁煙パッチなどの禁煙グッズが無料で配布されるという。

 禁煙者は政府の要人にも相次ぎ、聯合ニュースによると、経済政策を担う崔●(=日の下に火)煥・経済副首相兼企画財政相のほか、文亨杓(ムン・ヒョンピョ)長官らが禁煙の意思を明らかにしたという。

 禁煙求めて、殴られる

 しかし、依存度の高いのがたばこ。酒の席で、たばこをがまんできずに、暴力沙汰に及ぶ事件も起きている。

モツ専門店で、客がオーナーの顔を殴って警察に逮捕された

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。