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みんなニコニコ 幸せの味 腕とセンスが光る定番料理 フレンチ食堂 nico (3/4ページ)

2015.10.11 13:00

グツグツと音をたてた「カスレ」は、オープン時からの人気料理。体も心もあたたまる一品=2015年10月1日、京都市下京区(志儀駒貴撮影)

グツグツと音をたてた「カスレ」は、オープン時からの人気料理。体も心もあたたまる一品=2015年10月1日、京都市下京区(志儀駒貴撮影)【拡大】

  • 前菜の「つぶ貝の香草オイル漬け」。香草オイルのソースをバゲットにひたして食べると止まらない=2015年10月1日、京都市下京区(志儀駒貴撮影)
  • 「秋鮭のマリネ」も前菜の一つ。シンプルながらも絶妙の塩加減で秋鮭のうまさがストレートに味わえる=2015年10月1日、京都市下京区(志儀駒貴撮影)
  • 「仔羊背肉のローストとブーレット_ラタトゥイユ添え」。ブーレットとは肉団子のこと=2015年10月1日、京都市下京区(志儀駒貴撮影)
  • 表面のパリパリとなめらかなクリームの対比が楽しい「クレームブリュレ」(500円)は人気のデザート=2015年10月1日、京都市下京区(志儀駒貴撮影)
  • 「フォワグラ_いちじく_くるみのサラダ」。表面がカリッ、中はトロッとジューシーなフォワグラと旬のいちじくの相性が抜群=2015年10月1日、京都市下京区(志儀駒貴撮影)
  • 店主の浦田薫さん。料理はもちろん、浦田さんとの会話を楽しみに訪れる客も多い=2015年10月1日、京都市下京区(志儀駒貴撮影)
  • パリの食堂を思わせるカジュアルな雰囲気の店内=2015年10月1日、京都市下京区(志儀駒貴撮影)
  • フランスを意識した小粋な外観。中の様子はうかがえながらも、目が合うことはないようにと気泡ガラスを使用したという=2015年10月2日、京都市下京区(志儀駒貴撮影)

 いずれも奇をてらった料理ではない。定番の料理を基本に忠実に作るという。浦田さんは「特に気をつけているのは塩加減と火の入れ方ですね。そこを間違えると、どんなにいい食材を使っても台無しになります」と話す。料理人の腕の確かさ、センスがうかがえるところだ。

 また、全ての料理に共通しているのは素材特有の臭みがないことだ。「特別なことはしていません。たとえば、レバーであれば血抜きをしっかりするなど、手間を惜しまないことでしょうか」。それぞれの素材に適した処理を丁寧に施すことが肝要なようだ。

 感謝の言葉独り占め

 浦田さんが料理の世界に入るきっかけとなったのは、大学卒業後、長野県のペンションでアルバイトをしていたときに、客から「ありがとう。おいしかった」と声をかけてもらったことだという。「その言葉は料理を運んだ私ではなく、料理人が受けるべきだと複雑な気持ちになった」と話す。料理人という仕事に魅力を感じ、専門学校で学ぶことに。フレンチレストランで修業を積んだ後、2012年11月に店をオープン。客の舌を魅了し続けている。

「自分がニコニコして店をやっていきたいから」

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