サイトマップ RSS

崖っぷちマック、「健康」鶏卵に浮上託す バーガーキングらは発表済み (3/3ページ)

2015.9.11 00:00

マクドナルドのエッグマックマフィン。2025年中までには、すべて平飼いの鶏卵に切り替わる=2015年8月13日、米カリフォルニア州の店舗内(ロイター)

マクドナルドのエッグマックマフィン。2025年中までには、すべて平飼いの鶏卵に切り替わる=2015年8月13日、米カリフォルニア州の店舗内(ロイター)【拡大】

 だが、米中西部有数の名門病院が「慢性疾患のリスク要因」などとして、院内のテナントからマックの店舗を閉め出すなど、“健康に悪い”とのイメージを払拭し切れていない。

 一方で、米国の外食・食品業界では、米メキシコ料理チェーンのタコベルやチポトレ・メキシカン・グリルが、遺伝子組み換え食品(GMO)の排除に乗り出したり、その日にとれたオーガニック野菜を使用するなど、さらなる健康志向商品を積極展開している。同業他社が健康志向に訴求するサービスを矢継ぎ早に打ち出すなかで、マックの今回の戦略がどこまでインパクトを持つかは不透明だ。

 ただ、10年以上前からマックに対して、動物虐待であるケージ飼いの廃止を訴えてきた米動物愛護協会(HSUS)は、今回の決定を歓迎している。HSUSの農場動物保護部門のトップ、ポール・シャピロ氏は「購買力の高いマックの決定は、同業他社の決定よりはるかに影響力があり、鶏卵業界も無視できないはずだ」と評価している。(SANKEI EXPRESS

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。

ページ先頭へ