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【安倍政権考】「徴兵制復活」の不安あおる民主 (1/3ページ)

2015.7.18 09:20

衆院平和安全法制特別委員会での安全保障関連法案が可決された後、国会周辺で行われる抗議活動。民主党の枝野幸男(ゆきお)幹事長(右から2人目)も登場した=2015年7月15日午後、東京都千代田区(鴨川一也撮影)

衆院平和安全法制特別委員会での安全保障関連法案が可決された後、国会周辺で行われる抗議活動。民主党の枝野幸男(ゆきお)幹事長(右から2人目)も登場した=2015年7月15日午後、東京都千代田区(鴨川一也撮影)【拡大】

  • 「いつかは徴兵制?募る不安」と書かれた民主党パンフレット(提供写真)

 集団的自衛権の行使容認を含む安全保障関連法案をめぐり、民主党は日本が将来的に「徴兵制」を導入できるようになると訴えている。徴兵制は現行の憲法解釈で禁じられているが、安倍晋三首相(60)が集団的自衛権の行使容認の解釈を見直したことをもって、徴兵制も導入できるというのだ。

 「論理的に否定できない」

 「徴兵制は憲法の苦役の禁止に当たる解釈が確立しているが、集団的自衛権が内閣の判断で合憲になるならば、苦役の禁止に当たらないと言い出す内閣が出てくる可能性がある」

 民主党の岡田克也代表(62)は徴兵制を導入できる理論をこう説明する。この岡田氏の理論が形になったのが、民主党の政策パンフレット「子どもたちの未来のために…」だ。パンフレットには「いつかは徴兵制? 募る不安」のページで、徴兵制導入が「論理的には否定できない」と結論付けている。

 そのページには、旧日本軍の服を着用した男性が出征するシーンのイラストが添えられている。安保関連法案を徴兵制や先の大戦と結びつけ、国民の不安をあおろうとしているのだろうか。街頭でも同じように呼びかけている。

 「選挙に勝ったら何をやってもいい、戦前のナチスみたいな社会でいいのか。徴兵制だって憲法に違反だと一言も書いていない。解釈だけだ」

憲法解釈見直しの重み

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