JTは今回の判決に関して、係争が続くことから「2015年12月期連結業績に与える影響はない」としている。
喫煙率15%に減少
とはいえ、カナダでは国民の喫煙率がここ10年で22%から15%に減るなど、たばこ離れが急速に進んでいる。
若者の喫煙を増加させるとして、すでにメントールを除く味付きたばこの発売を禁止しているほか、西部アルバータ州が9月からメントールの発売も禁止することを決めるなど、喫煙者への視線は厳しくなるばかり。たばこ会社が控訴しても、たばこへの悪イメージが覆ることはない。(SANKEI EXPRESS)