「清明節」の連休
1月に中国人のビザ(査証)発給要件が緩和され、上海日本総領事館の3月のビザ発給件数は、前年同月の約2倍の14万6000件と、単月で過去最高になった。中国は4月4~6日が「清明節」の連休にあたっており、大部分は花見と買い物目的での渡航とみられる。
「中国人の日本に対するイメージは『桜、ラーメン、温泉』が占めている」(旅行業界関係者)という。実際に中国人観光客は花見にとどまらず、路地裏にある人気ラーメン店にも出没し、箱根などの温泉地にも押しかけている。円安傾向が続くなか、中国人観光客の訪日ラッシュは当面続きそうだ。(SANKEI EXPRESS)