暮らし、４月からこう変わる　食品・軽自動車…　負担増の春 (3/4ページ)

　乳・トマト加工品

　食品関連の値上げも相次ぐ。牛乳、ヨーグルト、バターやチーズなど幅広い乳製品の出荷価格が引き上げられるほか、カゴメやキッコーマンがケチャップなどトマト加工品を４～１３％値上げする。

　このほか、親や祖父母が子や孫にまとめて結婚・子育て目的の資金を贈与する際に、２０歳以上の子や孫１人当たり１千万円を上限に非課税とする減税措置や、学術論文などの科学的根拠を国に届け出れば、食品の健康への効能を事業者の責任で表示できる「機能性表示食品」が新たに始まる。

　≪子育て支援拡充≫

　待機児童解消や子育て環境の充実を目指す「子ども・子育て支援新制度」が４月からスタートする。待機児童は２０１４年４月時点で２万１３７１人。都市部は用地不足、過疎地は施設の統廃合が進んでいることを背景に、保育の受け皿不足が顕著となっている。

幼稚園と保育所を一体化した「認定こども園」