燃料研究も進み始めている。総合重機大手IHIは11年、原料の一つとして有望視されている藻から燃料を作ろうと、バイオベンチャー企業と新会社「IHI NeoG Algae」を設立。屋外培養の藻から燃料用の油を取り出すことに成功、今年は試験プラントをこれまでの約100平方メートルから約1500平方メートルに広げる。
NeoG社によると、現在1リットル約500円の生産コストを1リットル100円程度に下げるのが目標。藤田朋宏社長は「東京五輪がある20年までに実用化を目指したい」と話している。(SANKEI EXPRESS)