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横暴、隠蔽…韓国財閥の「悪習」露呈 ナッツ前副社長 裁判所に出頭 (3/3ページ)

2014.12.31 00:00

ソウル西部地裁に出頭した大韓航空の趙顕娥(チョ・ヒョナ)前副社長(中央)=2014年12月30日、韓国・首都ソウル(AP)

ソウル西部地裁に出頭した大韓航空の趙顕娥(チョ・ヒョナ)前副社長(中央)=2014年12月30日、韓国・首都ソウル(AP)【拡大】

  • 韓進グループの主な家系図=2014年12月30日現在、韓国。※写真は聯合ニュースなどによる
  • 韓国・首都ソウル

 この調査官は常務だけでなく、大韓航空の他の役員とも親密な仲で、常務らに事件の調査内容を漏らし、秘密漏洩(ろうえい)の容疑で逮捕された。財閥企業から国交省への「逆天下り」と、昔の関係を利用しての便宜供与などの癒着ぶりには、「珍しくもない」との冷ややかな声もある。

 実際、大韓航空に国交省の職員が搭乗した際は、エコノミークラスからファーストクラスへの座席の「格上げ」が当然のように行われていたという。

 「国の恥」との声も

 一連の騒動は韓国国内だけでなく海外でも関心を集め、日本でもワイドショーがソウル発のニュースとして連日報道。韓国でも「国の恥だ」(韓国メディア)との声が出ている。

 趙氏の父親で韓進グループ会長の趙亮鎬氏は2018年の平昌冬季五輪の組織委員長も務めており、今後、父親の進退に発展する事態となれば大会の準備に影響する可能性もある。(ソウル 名村隆寛/SANKEI EXPRESS

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