【牧野直子の健康ごはん】
最近の料理教室で人気があった一品が「根菜と大豆のカレー」です。れんこんはきんぴらや煮物、酢の物などの定番メニューでしか使わないことが多いですが、カレー味と相性よく、大豆やピーマンなど他の食材と食感の違いが楽しめるのがよかったようです。
れんこんは食物繊維が豊富なのは知られていると思いますが、ビタミンCも多く、同量のみかんに含まれるビタミンC量の1.5倍も多いのです。ビタミンCは風邪の予防やひいてからの回復力をサポートするビタミンなので、これからの季節には欠かせません。
また、ビタミンCは水溶性ビタミンのため、取りだめすることができないので、毎食でしっかり補いたいものです。冬から春が旬の食材では、ブロッコリーやカリフラワー、かぶや大根の葉、菜の花、芽キャベツ、柑橘(かんきつ)類の果物、いちごなどがビタミンCが豊富なのでれんこんも含め、食卓にとり入れるようにしましょう。