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ふるさとTOKYOを撮る 日々変貌する街の魅力探求 (1/3ページ)

2014.12.1 18:35

冬の夕方は都心からも富士山がよく見える。国会議事堂正面左側の木立は、子供時代の遊び場所だった憲政記念館敷地。その手前は桜田濠と桜田門=2014年1月29日、東京都千代田区丸の内の丸ビルから(唐木英明さん撮影)

冬の夕方は都心からも富士山がよく見える。国会議事堂正面左側の木立は、子供時代の遊び場所だった憲政記念館敷地。その手前は桜田濠と桜田門=2014年1月29日、東京都千代田区丸の内の丸ビルから(唐木英明さん撮影)【拡大】

  • 朝の東京駅。朝日を浴びたビルの姿が別のビルに写り、都会的な美しさ=2014年10月29日、東京都千代田区(唐木英明さん撮影)
  • 月に数回利用する羽田空港は富士山の写真を撮るベストスポットの一つ。海外の旅客機を見るのも楽しみの一つだ=2014年1月31日、東京都大田区(唐木英明さん撮影)
  • ライトアップが始まると東京タワーに目を奪われるが、ふと横を眺めると、高層ビル群に映った東京タワーもきれいだった。写真中央は増上寺=2014年11月18日、東京都港区(唐木英明さん撮影)
  • 夕日に染まるレインボーブリッジに向かってジャンプする少女たち。散歩の途中で偶然に出会った風景。フェイスブックにアップしたところ、「先生、ねらってたでしょ」。はい、ねらってました=2014年9月16日、東京都港区のお台場海浜公園(唐木英明さん撮影)
  • 東京タワーとレインボーブリッジとゆりかもめ。この3つが一度に見られるスポットはここだけ=2014年10月28日、東京臨海新交通臨海線ゆりかもめの「船の科学館駅-台場駅」(唐木英明さん撮影)
  • 東大名誉教授、倉敷芸術科学大学学長顧問、唐木英明さん=2013年11月12日(平沢裕子撮影)

 私の「ふるさと」は東京だ。これまでに東京を離れたのは、空襲の激化で長野・伊那谷(いなだに)にある父親の実家に疎開して天竜川を眺めながら暮らした数年間と、米・テキサス大学付属病院のパークランド記念病院(凶弾を受けたケネディ元米大統領が運び込まれた病院)に留学した2年余り、そして芸術と文化の街、倉敷にある倉敷芸術科学大学で学長を務めた3年弱だけである。日々変貌(へんぼう)する東京を見るのはいくつになっても新鮮な感動があり、写真が趣味の私には新たな撮影場所を探求するのが楽しみにもなっている。

 子供時代の鮮明な思い出は戦後の混乱期だ。靴磨きや新聞売りで暮らす身寄りがない子供。戦闘帽と白衣という服装で街角に立ち、ハーモニカやアコーディオンを奏でる手足を失った傷病兵。米兵の腕にぶら下がるようにして歩く派手な化粧の女性。貧しく、十分な食料も手に入らない中で、誰もが必死に生きようとする時代だった。

富士・国会・東京タワー…多彩な表情

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