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糖質が健康に果たす大切さ 大和田潔 (2/2ページ)

2014.11.17 10:50

秋葉原駅クリニック院長、大和田潔さん。診療と執筆で多忙な毎日だが、ランニングと水泳を欠かさない。「体が軽くなれば動くのが楽しくなる。運動をすれば気持ちも前向きになる」=2014年9月2日(塩塚夢撮影)

秋葉原駅クリニック院長、大和田潔さん。診療と執筆で多忙な毎日だが、ランニングと水泳を欠かさない。「体が軽くなれば動くのが楽しくなる。運動をすれば気持ちも前向きになる」=2014年9月2日(塩塚夢撮影)【拡大】

 食事を食べない、あるいは、糖質を完全に抜いてしまうというダイエット方法をされている方もいらっしゃるかもしれません。運動を定期的にされている人にとって、食事を制限することは得策ではありません。運動の持久力は筋肉に蓄えられたグリコーゲンや、体に蓄えられた脂質に支えられています。ガス欠にならないためには、糖質を含む適切な栄養補給が必要です。

 定期的に運動を続けていくためには、「糖質を体に充填(じゅうてん)しては運動をする」ということを繰り返すことが大切です。SANKEI EXPRESSでも書評にとりあげられた拙書「ごはん好きでも必ず痩せられる! 炭水化物の新常識」でも触れました。無事、第4刷を重ねているのは、どうやって持続していったら良いのだろうという疑問に答えているからかもしれません。

 所属する東京医科歯科大学の「スポーツサイエンス機構」に、トップアスリートの室伏広治さんが教授(センター長)として就任されることが同窓会誌で告知されました。食事と運動。健康に過ごしていくための必須要件である2要素の融合こそが、健康長寿のカギとなります。(秋葉原駅クリニック院長 大和田潔/SANKEI EXPRESS

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