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悠久の時間、静寂さを感じて フィリップ・グレーニング監督インタビュー (3/3ページ)

2014.7.18 15:50

「映画を見ると言うより、教会で厳かな時間を過ごすという感覚になるはず」と語るフィリップ・グレーニング監督=2014年5月7日、東京都千代田区(宮崎瑞穂撮影)

「映画を見ると言うより、教会で厳かな時間を過ごすという感覚になるはず」と語るフィリップ・グレーニング監督=2014年5月7日、東京都千代田区(宮崎瑞穂撮影)【拡大】

  • ドキュメンタリー映画「大いなる沈黙へ_グランド・シャルトルーズ修道院」(フィリップ・グレーニング監督)。公開中(ミモザフィルムズ提供)。(C)A_Philip_Groning_FilmProduction

 映画化へ向けたグレーニング監督の粘り腰は、日ごろ感じていたヨーロッパ人としてのアイデンティティー危機も背景にあったという。「ヨーロッパ人は本来、キリスト教と密接な関係にありました。でも現代では、両者の関係が壊れかけ、希薄になっているように思えてならなかった。この映画を通して僕はヨーロッパ人として両者の関係を修復したいと考えたのです」。公開中。(文:高橋天地(たかくに)/撮影:宮崎瑞穂/SANKEI EXPRESS

 ■Philip Groning 1959年4月7日、ドイツ・デュッセルドルフ生まれ。俳優、脚本家、助監督、サウンドアシスタントのキャリアを積む。88年「Sommer」で長編監督デビュー。2作目の92年「Die Terroristen!」でロカルノ国際映画祭銅豹賞、最新作「警察官の妻」で2013年ベネチア国際映画祭審査員特別賞を受賞。

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