サイトマップ RSS

自然界と一体となり、通じ合う存在に ドキュメンタリー映画「ネイチャー」 パトリック・モリス監督インタビュー (1/3ページ)

2014.5.2 14:00

「臨場感を出すために、動物撮影では動物の目の高さに設定した」と話すパトリック・モリス監督=2014年3月28日、東京都千代田区(野村成次撮影)

「臨場感を出すために、動物撮影では動物の目の高さに設定した」と話すパトリック・モリス監督=2014年3月28日、東京都千代田区(野村成次撮影)【拡大】

  • 【かざすンAR(視聴無料)】映画「ネイチャー」(パトリック・モリス監督)。5月2日公開(マンハッタンピープル提供)。(C)BBC_Earth_Productions(Africa)Limited_and_Reliance_Prodco_EK_LLC_2014

 大自然に生きる野生生物を題材にしたドキュメンタリー作品の第一人者、パトリック・モリス監督(48)が、大好きなアフリカを舞台に手がけた作品は、新作「ネイチャー」で10作目となった。ケニア、エチオピア、ナミビアなど13カ国で573日をかけて撮影した膨大な映像素材を根気よく編集し、丁寧に作品へと紡いでいった渾身(こんしん)の映像からは、自然に寄せる深い愛情と畏怖がおのずとにじみ出てきて、見る者を厳粛な気持ちにさせてくれる。

 「今まで手がけた10本の中で一番野心的な仕上がりとなりましたよ」とモリス監督。共同監督のニール・ナイチンゲールとコンビを組み、「ディープ・ブルー」「アース」を製作した「BBC EARTH」のスタッフを率いて3D映像で撮り下ろした。アフリカ中央部・ヴィルンガ山地に広がる謎めいた熱帯雨林の森、ザンベジ川の流れに乗って毎分約5億リットルの水がジェットコースターのように落下するビクトリアの滝の荘厳な風景は、幻想的で、夢を見ているかのような感覚にとらわれる。100万羽を超えるフラミンゴの群れ、断崖を走り回るケラダヒヒの家族、愚鈍なヌーに襲いかかる体長7メートル、体重1.5トンはあろうナイルワニの姿は迫力満点だ。

3Dで一緒にいるような感覚に

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

実践で使える英会話を習得!業界最高峰の講師がサポートします。毎日話せて月5000円《まずは無料体験へ》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

サンスポ予想王TV

競馬などギャンブルの予想情報を一手にまとめたサイト。充実のレース情報で、勝利馬券をゲットしましょう!

ページ先頭へ