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父と息子の「ラブストーリー」 映画「大統領の執事の涙」 リー・ダニエルズ監督インタビュー (1/5ページ)

2014.2.14 14:40

「撮影現場ではみんながリラックスできるようによくパジャマを着てディレクションをするんだ」と語るリー・ダニエルズ監督=2014年2月6日、東京都港区(寺河内美奈撮影)

「撮影現場ではみんながリラックスできるようによくパジャマを着てディレクションをするんだ」と語るリー・ダニエルズ監督=2014年2月6日、東京都港区(寺河内美奈撮影)【拡大】

  • 【かざすンAR(視聴無料)】映画「大統領の執事の涙」(リー・ダニエルズ監督)。2月15日公開(シナジー・リレーションズ提供)

 7人の米大統領に仕えた実在の黒人執事、ユージーン・アレン(1919~2010年)の人生を縦軸に、父と息子は本当にわかり合えるものなのかを、リー・ダニエルズ監督(54)が問うた。脚本を手にしたとき、息子(養子)は13歳、まさに思春期を迎えたばかり。ダニエルズ監督は、ギクシャクし、けんかが絶えなかった自らの父子関係について明かしたうえで、「僕は、父として息子に対し、どう振る舞ったらいいのか分からないんだ。僕の父は13歳で亡くなったからね。この映画を作った一番の理由は、その答えを見つけようとしたことです。作品は父と息子の“ラブストーリー”なんです」と語った。

 散りばめた人物像

 米南部の綿花畑で働く黒人青年、セシル(フォレスト・ウィテカー)は、自分をこき使い、父親をまるで虫けらのように殺害した白人雇い主に支配される日々に嫌気が差し、ひとりで生きていくため街へ出た。努力の末、ホテルのボーイとなったセシルはその腕を見込まれ、ドワイト・D・アイゼンハワー米大統領(1890~1969年)の執事に採用される。だが大学生の長男、ルイス(デビッド・オイェロウォ)はそんなセシルの生き方を白人への迎合と感じて反発し、反政府活動に身を投じる。

知っている人物投影

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