都議会は自民、公明両会派が過半数を占めており、選挙戦で舛添氏は都議会との協調路線を公言していたことから、都政運営は安定する公算が大きい。
都知事選の午後7時半現在の推定投票率は34.14%で、衆院と同日選だった前回(2012年)の同時刻の推定投票率を13.83ポイント下回っており、最終的に50%を割り込む可能性がある。
期日前投票は100万2914人で、前回の124万4912人より少なかった。(SANKEI EXPRESS (動画))
≪6年後へ準備加速 「最高の五輪に」≫
新しい都政のかじ取り役を託された舛添(ますぞえ)要一氏が、どの課題より優先していたのが2020年東京五輪だった。「史上最高の五輪にする」。そう語る舛添氏が描く「6年後」に向けた準備が早速スタートする。
8万人収容の新国立競技場建設をめぐり、舛添氏の主張は一貫していた。「(五輪招致活動で8万人収容で)国際公約した以上、無責任なことはできない」などと訴え、着実な施設整備を約束していた。