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首相の靖国参拝 欧米メディアも批判一色 (3/4ページ)

2014.1.7 10:45

靖国神社を参拝する安倍晋三(しんぞう)首相(中央)。日本の死生観が理解されない中、中韓のみならず欧米メディアの論調でも安倍首相は「四面楚歌」に陥っている=2013年12月26日、東京都千代田区九段北(寺河内美奈撮影)

靖国神社を参拝する安倍晋三(しんぞう)首相(中央)。日本の死生観が理解されない中、中韓のみならず欧米メディアの論調でも安倍首相は「四面楚歌」に陥っている=2013年12月26日、東京都千代田区九段北(寺河内美奈撮影)【拡大】

  • 東京都千代田区九段北の靖国神社

 米紙ワシントン・ポストも、天皇陛下も参拝を控えているとした上で、靖国神社の関連施設は「日本の韓国や中国への侵略が、西洋の帝国主義からアジアを解放する正当な試みとして描かれている」と“解説”する。

 各紙は総じて、そこに参拝する安倍首相は、周辺国との「緊張を利用して広範な右翼的政策を正当化しようとしている」(ワシントン・ポスト)と批判する。

 朴大統領に投げた「命綱」

 安倍首相の参拝では、米国務省のジェン・サキ報道官が「disappointed」との表現で不快感を示した。駐日米大使館は「失望している」と訳したが、「残念だ」の方が原文のニュアンスに近い。

 それでも、米国が示したネガティブな反応の意味合いについて、アメリカン・エンタープライズ政策研究所(AEI)の知日派、マイケル・オースリン氏は米誌で、中国や韓国は、「日本に圧力をかけ、孤立させる容赦のない試みを継続するため、(米国が発した)合図と見るだろう」と指摘する。

環球時報「安倍首相らを5年間の入国禁止にするブラックリストの作成を提案」

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