日本人は「社長」「取締役」など役職で相手の方を呼ぶことが多いものの、どこまでその方の人格を認めているのか疑問に思います。逆に「そうですね、ロン」「ロン、私はこう考えます」というように会話に何度もファーストネームを挟むことで、相手の方の存在を認めていることを強調でき、さらに親しみも伝えられるのです。
また、お付き合いが始まってからは、「人との触れ合い」を大切にしましょう。IT時代の現在こそハイテクよりハイタッチ(コミュニケーション)が必要です。たとえば相手の方の誕生日や結婚記念日などに、お祝いの品物を持って訪ねるようにします。
何も値の張るものでなくて構いません。なぜなら、すでにモノでは満たされた方々だからです。むしろ「私のためにきてくれた」と感動していただき、相手の方の心が満たされることが大切なのです。