報告するときは、出産予定日や産休に入る希望時期など、「今後の見通し」をできるだけ詳しく伝えるよう心がけたい。その上で、同僚への報告時期なども相談する。「上司は頼られることで『何とかしてやりたい』とスイッチが入る。こまめに相談をすることで、妊娠をお互いの問題として認識してもらえる」(金沢さん)
また、上司への報告と同様に重要なのが「社内の先輩ママ」を探すこと。妊娠や出産の実体験が参考になるほか、保育園探しや復帰後の仕事の仕方についてもアドバイスをもらえるなど何かと心強いからだ。
一方、職場内には不妊治療に取り組んでいる人がいるケースもある。報告は「ご迷惑をおかけしますが、よろしくお願いします」と控えめにする配慮をしたい。