干し方にもポイントがある。温かい空気は上昇するため、室内ではなるべく天井近くの高いところに干す。石井さんによると、洗濯物の下に新聞紙を敷いておくと除湿できるという。
物干しさおには洗濯物を10センチ間隔で干し、風通しをよくしよう。長い丈のものと短い丈のものは交互にすると効率的に通気できる。
型崩れ防ぐ
冬の衣類の主役といえば、セーターやカーディガンなどのニット製品。最近はクリーニングに出さず、おしゃれ着用洗剤を使って自宅で洗う人が増えている。ただ、洗い方や干し方が悪いと、縮んでしまったり、型崩れしたりしてしまうので注意が必要だ。
ニットを洗濯機で洗う場合のポイントは、きれいに畳んでぴったり収まるサイズの洗濯用ネットに入れること。洗濯中の衣類の動きを最小限にし、他の衣類と絡み合わないようにして、型崩れを防ぐ。