女性の活躍や売り手市場が進み、10年ほど前とは男女別での仕事観が違ってきたと感じる人も多いのではないだろうか。「ブラック企業」は口コミでバッシングされ、適度な働き方が改めて見直されている、まさに意識の過渡期を迎えている現代。ライフスタイルやビジネスパーソンにどのようなイメージを持っているのか。 ファッション・コスメ業界に特化した人材会社iDAが、有職者(女性150人、男性150人、計300人)を対象に「お仕事に関する調査」をテーマにしたインターネットリサーチを実施したところ、キャリアウーマン=「かっこいい」「オシャレ」「お金持ち」と思っているのは女性だけで、男性は「性格がきつそう…」との意見が多数見られた。
■あなたのライフスタイルで最も優先することは?
全体では「家族」51.7%と、2人に1人が家族を最も優先することが分かった。特に女性は56.0%と多いようだ。「仕事」は全体で29.0%となったが、「恋人」13.3%は仕事の半分にも満たないことから、ライフスタイルでは優先順位が低い事項であることが分かった。これは男女別でもあまり差は見られなかった。「友人」2.3%は最も低く、こちらも男女にあまり差は見られなかった。
■自分以外の人に対して、ライフスタイルで最も優先してほしいことは?
全体では「家族」54.7%が1 位、Q1 の「自身の優先事項」よりやや多い結果に。男女別でみると、「仕事」は男性が30.7%で前問より4ポイント少ないのに対し、女性は24.7%と1.4 ポイント多く、男性は「自分は仕事を大切にしてしまうが、皆にはもっと仕事ではないことを優先してほしい」と思っているようだ。ただし、概ね前問と近い結果になった。